らいおんさんです、
「イルミナティ」という言葉は、
聞いたことがあるかもしれません。
よく陰謀論などに登場する、
昔に存在していた組織です。
同時にフリーメーソンなども
聞いたことがあるかもしれません。
それは後ほど、
話していこうと思います。
さてイルミナティとは、
「アダム・ヴァイスハウプト」
という男性によって作られました。
彼は頭が良くて、母語をドイツ語として、
第二、第三言語として、英語、ラテン語を
読めたと言われています。
そして彼が生きていた時代は
「キリスト教」の教えが強く、
「宗教が世界を支配している」
「教会が強い権力を持っている」
という時代だったと言われています。
そして、その教会の人間たちが、
自分たちの利益のために神を利用し、
金儲けをしていたとも言われています。
(ちなみにアダム・ヴァイスハウプトも、
(以下、ヴァイスハウプトに省略)
キリスト的な教育を受けたと言われています)
ただヴァイスハウプトが違かったのは、
「神や王権を無条件に信じるのではなく、
そこに対してもちゃんと疑問を持って、
理性で考えて動いていくことが大切」
という考え方を持っていたことです。
そして彼は、その考え方から、
「人は、神や王に導かれるのではなく、
理性で問題を解決することが大切だ」
という「思想活動」を始めた。
と言われています。
その思想活動の始まりが、
いわゆる「イルミナティ」です。
イルミナティ=光で照らす存在
そもそもイルミナティとは、
Illuminati、啓蒙、照らす。
を意味する言葉です。
「啓蒙」というのは
「無知な人たちに正しい知識を与える」
という意味の言葉です。
なのでイルミナティの根幹思想としては、
「無知な民衆を理性で正しく導く。
その思考力を与える活動」と言えます。
そして賢い人たちを増やすことで、
王や神を無条件で信じる世界を壊し、
理性の話し合いで世界を良い方向に
進めようとしたわけです。
ただそのような思想は、
当時の無知な民衆に話しても、
なかなか理解されませんでした。
なので、その当時の知識層、
フリーメーソンの組織に潜入し、
内部から思想共鳴者を
集めていったわけです。
さて「フリーメーソン」という言葉は、
今の時代の都市伝説などでも
出てくるものですね。
そもそもフリーメーソンとは何か。
簡単に言えば、
「フリーランスの大工」です。
(同時は石で城を建築していたので、
石職人ですね。)
そして城を建てる技術は、
当時の王権や、宗教組織から、
とても重宝されました。
なぜなら自分たちの権威を、
視覚化できるスキルだから。
まあここは洗脳の技術が
含まれてくるので割愛しますが、
とりあえず石を加工できるメーソンは、
その時代にとても重要だったわけです。
なので必然的に、
王家や、キリスト組織から、
メーソンは重宝されていきました。
そしてメーソンたちも、
自分たちに仕事をくれる王家や、
宗教組織に支えられていました。
両者は「持ちつ持たれつ」の存在
だったわけです。
イルミナティの思想は、神や王家の幻想をぶっ壊すもの
そのメーソンの中に、
イルミナティのメンバーは
潜入していったわけですが。
そもそもイルミナティの思想が、
そういうメーソンなどの保守系の
世界観を壊すものでした。
なのでメーソンたちからすれば、
イルミナティの思想は敵です。
ただそこはイルミナティが賢く、
上手いこと途中までは、
メーソンから仲間を少しずつ
集めていったそうです。
まあメーソン系の人たちは、
王家の存在ってわけではないので、
そういうイルミナティの革命的な思想に
同調する人たちもいたのでしょう。
ただそういう集まりの場所に、
そのうち貴族なども入ってくるように
なってきました。
簡単に言えば、貴族も暇だったので、
「僕もその秘密結社に入れてよお」
って感じだったわけです。
が、イルミナティからすれば、
その貴族やらが入ってくるのは、
すさまじく邪魔です。
なぜなら、イルミナティが
ぶっ壊そうとしていたのが、
そういう貴族階級、王権だったから。
そういう「血筋による支配」を
イルミナティはぶっ壊して、
「実力で上に立てる世界」を
作ろうとしていたわけです。
が、そんな思想は、
当時、実力と関係なく、
社会の上位に君臨していた
王家や貴族からは邪魔です。
なぜなら、そんな世界になれば、
自分たちの優位性が消えてしまうから。
自分たちが不利な世界に
なってしまうから。
だから王家や貴族からすれば、
イルミナティは邪魔なわけです。
そのうちイルミナティの思想は、
「革命思想」として気が付かれ、
創設者ヴァイスハウプトも
追放されたと言われています。
そして形だけ残ったイルミナティは
そのうち自然と崩壊。
メーソンは保守派なので、
今でも当然に残っています。
なので一般市民の立場からすると、
迷信で世界を支配していた王家や、
貴族をぶっ壊そうとしたイルミナティは、
ある意味、救世主みたいなものです。
「迷信で動くのではなく、
ちゃんと理性で分析して動いていこう」
って思想がイルミナティですから、
まあ、ある意味かなり現代的です。
ただ、そこから時代が過ぎていって、
悪の組織と誤解認識されていき、
当時、ヴァイスハウプトが救おうとしていた、
無知だけど悪い人たちではない人たちから、
今の時代では悪の親玉認定されています。
まあイルミナティの組織が残り、
内容が変容して活動が変わって、
陰謀的な動きをしている。
という可能性はゼロではありませんが、
根本のイルミナティ思想としては、
そういう「悪魔崇拝」とか、
そういうのは全くのゼロです。
むしろ、そういう宗教的な信仰、
そういうのをやめて、
理性で考えて動いていこうぜ。
って思想が始まりです。
なのでヴァイスハウプトを悪魔崇拝と
表現しているSNS系の陰謀ネタは、
かなり誤解をしていると言えます。
イルミナティとルシファー、「ルシファー」は「悪魔」か?
イルミナティの話になると、
ルシファーという悪魔を崇拝している。
と話されているときがあります。
ちなみにこのルシファーという存在、
これを悪魔と表現するのも、
とても大きな誤解の1つです。
(ルシファー
=堕天使と表現されることが多い)
まあ現代的な世界においては、
その誤解によって生まれた悪魔が、
アニメや漫画で描かれますが。
それは、別の物語のキャラとして、
存在していいと思います。
ただ根本の始まりとしては、
そもそもルシファーとは
悪魔ではありません。
そもそもルシファーとは、
ラテン語の「lux ferre」。
日本語で言う「金星」のことです。
簡単に言えば、
「光り輝く星」のことです。
それが旧約聖書の一文では、
こう表現されています。
「ああ、お前は天から落ちた
明けの明星、曙の子よ。
お前は地に投げ落とされた
もろもろの国を倒した者よ。」
(明けの明星=日の出前の金星)
簡単に言えば、
「空に光り輝いていた金星が、
地上に落とされてしまった。」
という意味です。
これは当時の王、
バビロン王の堕落を
表現した文章と言われています。
そしてこの文面の中で
「地上に落ちた存在」として、
「lux ferre、光り輝く金星」が
バビロン王の堕落として描かれています。
そのlux ferreが変形してluciferになり、
それが誤読された結果に
「ルシファーという天使が地上に落ちた」
となっていったわけです。
なので聖書の物語としては、
そもそもルシファーなんて悪魔は
存在していません。
そしてルシファーは堕天使ですが、
そんな堕天使も聖書の内容には、
存在していません。
このルシファーという存在は、
後世に生まれた誤解です。
そしてこの聖書の始まり、
旧約聖書の始まりには、
ユダヤの歴史が絡むのですが、
これを話すの長くなるので、
今回は割愛していきます。
(面白い話です)
最後に
さて、そんな感じで、
この数年、話題になっている?
イルミナティに触れてみました。
こういう話は好きですか?
私は歴史の追求が好きなので、
意外と歴史書物を大量に集めて、
分析していたりします。
ちなみに聖書に関しては、
旧約聖書に関しては、
分厚くて文字数も多いので、
かなり読みづらいと思います。
なのでそこまで興味なければ、
読まなくてもいいと思います。
まあ今回の講義テーマ。
イルミナティの根幹思想としては、
「理性で世の中を解明していこうぜ」
ってスタンスが始まりだった。
ってことですね。
まあもちろん。
そこから創設者ヴァイスハウプトが消えて、
集団の思想が変容していき、
世界にうんちゃらーとなった可能性も
ゼロではありません。
ただ根幹の思想、イルミナティを創設した
アダム・ヴァイスハウプトの思想としては、
そういう理性による追求がメインだった。
という感じです。
ちなみに私は悪の親玉ではないですが、
アダム・ヴァイスハウプトの考え方は、
自分も近いものがある気がしています。
私は、いわゆる引き寄せの法則を、
脳みそ目線で論理的に解説することに
こだわって情報発信をしています。
宇宙や波動、高次元の存在、
そういう神秘的なものではなく、
もっと現実的な理性的な手法、
そういうものを追求しています。
なのでそういう視点で見ていくと、
ヴァイスハウプトの考え方も
個人的には好きではあります。
(こういうことを話していると、
そういう陰謀系の人たちから、
私も悪の組織のメンバーだと
言われてしまいそうですが・・)
まあ、ヴァイスハウプトの目指した世界は、
血筋や、宗教で生き方が決まるのではなく、
本人の能力で立場が決まる社会。
という感じですね。
これはとても現代的で、
世襲王家的な考え方ではなく、
アメリカの大統領制に近いものだと思います。
まあ、そういう歴史部分に関しては、
また話が広がっていってしまいますので、
惜しいですが、ここで終わりにしておきます。
らいおんさん
追伸
こういう話が結構好きだったら、
おそらく、こっちの講義とかも
役立ってくると思います。
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