脳内情報と、引き寄せの法則

らいおんさんです、

いわゆる引き寄せの法則には、
宇宙や周波数、色々なものがありますが、
脳内情報の視点でキレイに解説が可能です。

脳内情報視点での、引き寄せの法則解説

現状、科学的な目線で、
いわゆる引き寄せの法則を
解説するとすれば、

・脳内情報の変化によるRASの変化
（見える世界が変わる）

・脳内情報へのホメオスタシス
（行動が自然と変化する）

この２つです。

 

私たちの脳みそには、
RASという部位があり、
これは英語で
Reticular Activating System。

日本語で
網様体賦活系（もうようたいふかつけい）
と呼ばれるものです。

これはどういう機能かというと、
「脳にとって重要な情報を優先認識する」
というものです。

 

例えば、ある男性がいます。
その男性の奥さんが妊娠しました。

すると、その男性から見える世界では、
急に妊婦が増えたように感じます。

 

なぜこのような現象が
起きるのかというと、

脳に
「妊婦＝重要な対象」
と認識され始めたからです。

その結果に、目の前の世界の中にいる
妊婦が優先認識されるようになった。
「街中に妊婦が増えたように感じる」
というわけです。

 

まあ実際には、
妊婦が急に増えたのではなく、
以前から同じぐらいの数いたのですが、

ただ自分にとって重要ではなかったため、
認識されていなかった。という感じですね。

（ちなみに話しておくと、
「妊婦＝重要ではなかった」
と話していますが、

これは「個人の価値観」の話であって、
社会的に「妊婦＝重要ではない」
という話ではありません。）

 

さて話を戻していきますが。

私たちはこのように、
自分にとって重要な情報を
優先認識するようになっています。

（コグニティブプライオリティ
＝認知の優先順位）

 

そもそも私たちは、
目で世界を見ているように感じますが、
実際には脳で世界を見ています。

まあ目でも世界を見ているのですが、
目はあくまで光を受け取る部位であって、

外の世界から入ってきた光を網膜が吸収、
光情報が網膜に当たり、電気信号に変換。

電気情報が脳内に入り、
脳内で情報処理されることで、
私たちは世界の姿を見ることができます。

なので
「私たちが見ている世界
＝脳内で情報処理された世界」
と言えるわけです。

 

（目で光を受け取り、
脳で構築された世界。

脳で認知された現実なので、
これを認知現実と呼びます。

認知現実
＝コグニティブリアリティ）

 

そしてその情報処理の基準は、
現状の自分の脳の重要情報。
コグニティブプライオリティに
左右されます。

ある人にはベンツが重要に見えて、
ある人には妊婦が重要に見えます。

ある人には子供が重要に見えて、
ある人にはゲームに関係する情報が
次から次へと目に入ってきます。

そしてある人には巨乳美女が見えて、
ある人には化粧品が目に入ります。

 

そのように「脳の重要情報」というものは、
人によって違ってきます。

人によって違うということは、
人それぞれ世界の見え方が違っている。
ということです。

 

同じ地球を生きてはいるのですが、
ただ細かい部分の見え方が、
人によって違っています。

例えば、目の前の富士山を見た時に、
上の雪を見ている人もいれば、
富士山近くの家を見ている人もいる。
という感じです。

そして見える世界が違えば、
脳に届く情報も変わっていき、
また脳の重要情報、認知の優先度、
コグニティブプライオリティが変化。

そして行動なども変化していくことで、
この物理世界での行動や振る舞いも変化、
その結果、いわゆる人生と呼ばれるものが、
人によって変化していきます。

 

そしてそのような脳内の情報、
認知している現実、認知の優先順位、
そういった情報の全てを含めて
「脳内情報」と呼びます。

そしてそれらは
「情報によって作られた世界認識」なので、
「情報世界」と呼ばれたりもします。

 

私たちが持っている意識。

これは脳内しか生きられませんので、
私たちが生きていける世界というのは、
自分が持っている脳内情報の中だけ。
ということになります。

そこにいかに意識的に、
より良い情報を送っていくか。

いかに良い情報を脳に送って、
コグニティブリアリティを作り上げて、
見える世界を変化させ、
ホメオスタシスも変えていくか。

そういう環境構築を意識することで、
「こんな生活したい」という現実を
狙って作っていけるようになります。

実は私たちの体は、脳内情報に合わせて無意識のうちに動いている。

ここまでで既に話しましたが、
私たちのカラダは不思議なことに、
頭の中の情報に合わせて
無意識のうちに動いています。

この機能をホメオスタシス、
生体恒常性（せいたいこうじょうせい）
と呼びます。

 

私たちが体温を維持できるのも、
「このぐらいの体温が適切」
という脳内情報があるからです。

そこに対してホメオスタシスが働くから、
私たちは意識しなくても、体温を一定に
保つことができています。

 

そしてこれは、
生き方、服装、食生活、振る舞い方、年収、
あらゆる部分広がっています。

なので
「どんな脳内情報を持つか？」によって、
「どんな人生を生きていけるか？」
が左右されていきます。

 

例えば、お金に余裕のある生活を
作れる脳内情報を持っていれば、
その人は自然とお金に余裕のある生活を
作っていきます。

モテる脳内情報を持っていれば、
自然とモテる生き方になっていきます。
（可愛い子たちから好かれます）

有名な高級車に乗っている脳内情報を
意識的に作っていけば、自然とそれを買い、
所有する人生を作っていきます。

会社に雇われずに生きて、
平日の昼間から音声旅行を楽しむ、
海外旅行に好きな時に行く。
そういう脳内情報を持っていれば、そうなります

 

その脳内情報に対して、
ホメオスタシスが働きますので、
特にひどい苦労を感じることなく、
それを実現させる行動を選んでいきます。

そして行動が変わっていくことで、
実際に物理世界での動きも変化して、
いわゆる願望実現に成功してしまいます。

 

願望実現させるためには、
何かしらの行動も必要なのですが、

ただこの行動というのは、
自然と実行したくなるもので、
ひどく疲れるものではありません。

子供がゲームに夢中になるのと同じで、
勝手に行動したくなってきます。

他人に決められた成功を追いかけると、生きるのが苦しくなってくる。

このような行動の話を聞くと、
人によっては

「願望実現させるために、
行動なんて絶対にしたくない」

と思う人もいると思います。

 

そう思ってしまうのは、
実は「自分がやりたくないこと」を
「やらないといけない」と
思い込んでいるからです。

別の言い方をすれば、
「他人が決めた成功の定義」を
追いかけてしまっている。

そのため、自分が興味ないことを
実現させようとしてしまってるため、
脳がそこに拒否感を感じて、
行動を避けたくなっているわけです。

 

その成功の定義を刷り込んできたのは、
親だったり、テレビだったり、
学校の教師だったり、友人だったり。

周りから
「こういう生き方こそ正解」
という価値観、世界観を
気が付かないうちに刷り込まれ、

まるでそれが自分の夢かのように
思い込まされてしまった。

そして、その刷り込みがあることに
気が付けないまま過ごしていると、
行動できず、現実が変わらず、
不満の多い人生になったりします。

 

脳は自分が何を求めているか、
完全に見抜いてきますから、
（思考は脳内にあるものなので、
脳に本心は隠せない）

本人が嫌がっている出来事に対しては、
脳は「創造的回避行動」を起こして、
その状況を全力で避けようとします。
（クリエイティブアボイダンス）

 

そのため
「願望実現させるために行動なんて、
絶対にしたくない」
と思う場合には、

何か自分が望んでいないことを、
目指すように刷り込まれている
可能性がとても高いです。

なのでそういう場合は、
改めて自分が本当は何を望んでいるのか。
見直してみるのが良いです。

 

そして自分が本当にやりたいこと。

それが分かってくれば、
脳が全力でサポートしてくれて、
疲れを感じることなく、
前にグングンと進んでいけます。

願望実現させるために知識が必要なら、
１０時間でも１８時間でも平気で、
その分野について勉強ができたりします。
（自動的に超集中していく）

集中力などを管理しているのも脳ですから、
脳がその分野を重要視していけば、
私たちは驚異的な集中力を発揮して、
その分野への理解を深めていきます。

 

周りから見れば「ストイック」
と思われたりすることでも、
自分からすれば「なんのこっちゃ」
という状態になります。

そのような感じで、
私たちの脳みそというものは、
脳が求めた未来のためなら、
パワフルに働き続けてくれます。

 

そして前に進み続けていけば、
お金を稼いだり、高級車を買ったり、
治安の良い高級住宅街に住んだり、
親孝行したり、脱サラしたり。

そういう人生は実際に、
実現できてしまいます。

 

特にオカルト要素なく、
脳科学的なロジカルな方法を使って、

順調に願望実現に向かって
進んでいけるようになります。

（楽しい思い出の多い人生を
作っていけるようになります。）

最後に

さて、このような手法を使うと、
人生を順調に進めることができ、
楽しく生きていけるようになります。

いわゆる引き寄せの法則というものは、
このような脳機能で見ていけば、
科学的に解説が可能になってきます。

（正確に言うと、引き寄せの法則が
脳内情報というよりも、
脳内情報視点で見ていけば
引き寄せも解説が可能。という感じです）

 

何かの願望を実現させるために、
宇宙と交信したり、周波数を感じたり、
そういう必要はありません。

もっと簡単な方法で、順調に、
願望実現に進んでいけます。

 

脳内情報については、
他講義でも話していますので、
興味があれば、どうぞ。

また、人生を有利に生きる方法も
話していたりしますので、
それらも興味があれば、どうぞ。

役立つと思います。

 

らいおんさん

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