ノイフラクトを生きる現代人

らいおんさんです、

私たちは目の前の物理世界から、
事実情報を目や肌で感じ取り、
その情報で世界認識をしています。

その構築された世界情報を、
ノイフラクトと呼びます。

これまた脳内情報の一部で、
ただもっと厳密に言うと、
ノイフラクトは自分が持つ世界情報。

「自分が見てきた世界を通して、
自分の中に構築された世界のこと」です。
（世界に関する情報に限定されています）

人それぞれ違うノイフラクトを持っている

私たちは同じ地球を生きてはいますが、
見ている世界が全員、違います。

同じ家に育った人同士でも、
目線が違いますし、
毎秒全て同じ景色を
見ているわけではありません。

ですので１００％完璧に同じ世界を
見ているわけではありません。

なので人それぞれ違った
ノイフラクトを持っている。
ということになります。

 

そして私たちの脳みそは、
そのノイフラクトの中を生きています。

脳みそは物理世界ではなく、
頭の中の骨の中にいます。

そして目や肌から、
外の世界の刺激を受け取り、
そして脳内の電気の組み合わせて、
ノイフラクトを構築します。

 

どのようなノイフラクトを持つかで、
その人が世界に対して感じる感覚は
違ってきます。

ある人から見れば、
世界は苦しい場所に見えて、

ある人から見れば、
世界はチャンスだらけに見えます。

実際にはどちらも存在する、
実在する物理世界なのですが、
ただ受け取っている情報が違うので、
作られているノイフラクトも違います。

 

そして、人は世界を見ているのではなく、
ノイフラクトを見て、それを世界だと思い、
考え、話し、行動する傾向があるので、

持っているノイフラクトが違ってくれば、
それぞれの意見にズレが出てきて、
揉めたり、意見が合わなくあってきます。

テレビは、共通のノイフラクトを見せる洗脳装置だった

今でもテレビはありますが、
最近はYouTubeなどの影響で、
大勢が同じテレビを見ることが
無くなってきました。

YouTubeが広まる前、
インターネットが無かった頃は、
テレビから放送される映像が、
大勢の脳みそを左右していました。

多くの方々はテレビを見て、
そこから流される情報を受け取り、
似たようなノイフラクトを
構築していました。

なのでテレビというものは、
昔はとても力が強く、
そこを操作することができた人は、
巨大な力を持つことができました。

 

ただ最近はYouTubeもあるので、
テレビによる独占洗脳、
テレビを利用した共通のノイフラクトを
構築するのが難しくなってきました。

大勢のノイフラクトを
まとめづらくなってきたわけです。

これがどんどん進んでいけば、
今までテレビを利用して
大勢のノイフラクトを操作してきた人たちは、
大勢を管理しづらくなってきます。

なのでもしかしたら、そのうち、
YouTubeなども何かしらの方法で、
規制が入るかもしれません。

 

今はまだ、そこまで情報管理が
されていない傾向がありますので、

まだ個人が好きな情報を見られて、
個人個人が、別々のノイフラクトを
自由に構築ができています。

むしろ今の時代が最も個人の自由に、
バラバラにノイフラクトを
構築できる時代かもしれません。

 

結局のところ、
私たちが見ている世界というのは、
脳の中で作られた情報でしかありません。

物理世界を見てはいますが、
私たちはみんな違った世界を
認識しています。

そして一時的に同じ場所にいても、
２４時間３６５日同じ景色を
何のズレも無く見ている人たちはいません

なので、私たちが見ている世界は、
似た傾向はあったとしても、
１００％で同じ世界を見ている。
ということはありえません。

そして、そのほんの小さなズレの結果に、
何かの不満が出たり、損をしてしまったり、
得をしたり、お金が稼げたり、モテたり、
人それぞれ違う人生が作られていきます。

脳はノイフラクトの中しか生きられない。脳は偏った世界を生きている。

「自分は世界を正しく認識できている」

と思っている人でも、
その人が持っているノイフラクトは、
世界の一部情報の集まりでしかありません。

ですので、そのノイフラクトは、
世界の完全な正しい姿では無く、
とても偏ったものだったりします。

それに気が付かずに、
「自分が見ている世界＝この世」
だと本気で思い込んでしまうと、
偏った世界を生きることになります。

 

結局のところ、私たちの脳みそは、
ノイフラクトの中しか生きられません。

その人が持っているノイフラクトが、
その人にとっての世界になるわけです。

なので、その人から見える世界は、
それはそれで合ってはいるのですが、
ただそれは一部情報でしかなく、
全体の情報では無かったりします。

 

ただ、大体の人は、子供時代は、
ある程度、似たノイフラクトを
持っている傾向がありますので、
（似た情報を受け取っているため）

同じようなノイフラクトを生きて、
同じような価値観を持って、
同じような話ができたりします。

 

ただ、そのノイフラクトが、
大人になるにつれて個人個人の
自由に作られていくようになると、

生きているノイフラクトが
変わってきますので、
話が合わなくなっていったりします。

（大人になると、古い友人たちと
話が合わなくなってきたりするのは、
脳が生きてるノイフラクトが
ズレてくるからです。）

 

そして私たちが持っている肉体、
これは物理空間を生きてはいますが、

それを操作している脳みそ、
これはノイフラクトの中しか
生きることができません。

脳はどこまで行っても、
何十年の時間を過ごしても、
永遠にノイフラクトの中しか
生きることができないわけです。

そして、それに気が付かずに、
「自分が見ている世界＝この世」
となると、損しやすくなったりします。

全ての刺激がノイフラクトを作っている

私たちは外部の刺激を、
目、肌、耳などを通して
受け取っています。

いわゆる五感ですね。

五感を通して世界を感じ、
そこで感じた情報を使って、
独自のノイフラクトを作ります。

そして、そこで作られた
ノイフラクトを前提に、
何かを話したりします。

 

なので政治の愚痴ばかり見たり、
社会の問題ばかり見ていれば、

そこに合わせてノイフラクトが作られ、
それが世界の全てであるかのように
勘違いをしていってしまったりします。

それが良いか悪いかは不明ですが、
ただ悪い方向にノイフラクトが偏ると、
世界の良い情報も見えなくなるので、
損はしやすくなっていきます。

（まあ政治に関心を持つことは、
大人として大事なことではあります）

 

大事なのは、
「自分が持っているノイフラクトは
偏ったものである」
と意識することですね。

そして自分から見えているものでも、
相手から見えていないものはありますし、
相手から見えているものでも、
自分に見えていないものがあったりします。

それを覚えておくだけで、
自分のノイフラクトだけに縛られずに、
世界をより広く認識できたりします。

その結果、色々なノイフラクトを
持っている人たちと、ある程度、
良い人間関係を作れたりします。

（コミュ力が上がります。
コミュ力上がるとモテます）

 

テレビから流される情報、
事故や殺人、そういう情報刺激には、
注意をしてみてください。

毎日のように朝からそういう情報を
大量に受け取っていると、
それがノイフラクトを構築していき、
それが世界になってしまいます。

テレビニュースで流される情報は
ネガティブなものが多いので、
そこには注意が必要になってきます。

（怒りを生んだり、混乱を生んだり、
そういうノイフラクトを作る情報が
放送されている傾向がある）

最後に

ノイフラクトの視点を持っておくと、
自分が持っている世界認識に対しても、
改めて冷静になれたりもします。

これは人生を賢く生きるために、
とても大事な要素になってきますので、
人生を有利に生きていきたい時は、
ここを意識してみてください。

 

ではまた。

らいおんさん

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