らいおんさんです、
「お金こそ最も価値がある」
と信じている人もいますが、
実際には現在の日本のお金は、
「法定通貨」というもので、
「法律が定めた通貨」
というだけだったりします。
法律が「お金には価値がある」と
約束をしてくれているからこそ、
価値が維持されている幻想であって、
いくら法律で守ったとしても、
その幻想を信じているのは人ですので、
人が「お金には価値がない」と思えば、
その幻想は崩れてしまいます。
なので「お金こそ最も価値がある」
と信じすぎている人、貯金ばかり
している人たちは、その幻想が崩壊
したときに、お金を失うでしょう。
お金は資産を買うための道具
お金の本質が幻想であるなら、
「本当の資産」とは何か。
「資産」という言葉を聞くと、
多くの方々は株や不動産を
想像するかもしれません。
確かに、株や不動産も、
価値が維持され続けるなら、
資産と呼んでも良いでしょう。
ただもっと大事な資産は、
「知識、スキル、健康、人間関係」
この4つです。
これに関しては以前から何度も
伝えてきている部分ですので、
もう聞き飽きた人も、
読者さんにはいるかもしれません。
ただ「もう聞いたよ」と思っても、
これら4つの資産を限界まで、
構築していなかったら、
あまり意味がなかったりします。
「学習」とは、
「行動を変えること」であり、
行動が変わっていなかったら、
それは「学習した」とは言えません。
知識を増やすことが学習ではない。
ということですね。
頭でわかっていても、それを実践して、
現実を良い方向に変えていなかったら
意味がない。というわけです。
先ほどの4つの資産。
「知識、スキル、健康、人間関係」
これら4つにお金を使っていけば、
個人の能力がどんどん伸びていき、
さらには周りから助けてもらいやすくなり、
人生が快適になっていきます。
収入を増やす、良い情報をもらえる。
元気な体で過ごせる。問題解決が得意になる。
そんな状態になっていき、
人生が過ごしやすくなっていきます。
大体の人が考える「成功と呼べる人生」。
例えば、高級車に乗るとか、
会社に雇われずに生きていくとか。
美女と付き合う。夜景が見える
レストランで食事をするなど。
そういう「資本主義レベルの欲」は、
意外と先ほどの4つの資産、
「4アセット」を意識しておけば、
満たすことができたりします。
残りの人生の時間は、
手元に入ってくる現金を
資産に交換し続けるだけ。
だったりします。
限られた寿命の時間を
最大限に楽しむために、
消費もしながら同時に、
インフレ対策で資産を作る。
そういう動きをしていくと、
10年20年という時間で、
資産がどんどん膨らんでいきます。
(現金を資産に交換する行動
=アセットアロケーション)
お金の価値は減っていく。
「お金には価値がある」
と信じ込まされすぎている大勢は、
お金を絶対的に価値があるもの。
と盲信している傾向があります。
ですが、実際にはお金の価値は幻想で、
インフレーションで物価が上がっていけば、
それと同時にお金の価値も減少していきます。
今まで100円で買えたものが、
200円を出さないと買えなくなったら、
それは今までの100円の価値が、
50円に減少したようなものです。
今は分かりやすく話していますので、
実際にはこんな急に価格が2倍に
変動することはないでしょうが、
少しずつお金の価値は減っていきます。
ただ、お金の価値は減っていくのですが、
預金通帳に書き込まれている数字には
変化が無かったりしますので、
意外と「お金の価値が減っている」と
気がついている人は少なかったりします。
まあ、お金の価値が急に
ゼロ円になったりすることは
無いとは思いますが、
だからと言って、
「お金は絶対安心」
と盲信しすぎるのも、
少し危険だったりします。
お金で苦労したくない人は、
そういうお金の知識を持って、
上手に世の中を動いていくことが
とても大切だったりします。
お金について無知だと、
苦労するのは自分ですので、
注意が必要になってきます。
現金を盲信しすぎて、
貯金ばかりしていくと、
その貯金に含まれる価値が
どんどん減っていくので
注意が必要になってきます。
お金の価値を維持したい人は、
お金を上手に別の価値に交換し、
色々な資産として保有していくことが、
とても大切になってきます。
知識は利益を生み出す資産
頭の中に知識があれば、
お金も何度でも稼げます。
また世の中の困りごとを
解決することもできます。
(人助け、社会貢献)
思考力が上がっていけば、
人生で発生する問題にも
上手に対応ができます。
お金を上手に稼げれば、
高級車でも、ブランド品でも、
腕時計でも、レストランでも、
欲しいものを準備できます。
なので「脳」を磨いておくと、
世渡りが上手になっていき、
快適に過ごしやすくなります。
「通貨」のことを、
「カレンシー」と呼ぶわけですが、
お金の価値が減少しても、
知識が詰まった脳の価値は、
どんどん上がっていくと考えられます。
なので脳を磨けば磨くほど、
「ナレッジカレンシー(知識通貨)」
を所有することになります。
そして、ナレッジカレンシーを
大量に持っていれば、
それを使うことで欲しいものを
手に入れることができたりします。
誰かが必要とする知識を、
頭の中に大量に持っていれば、
レストランでも、高級車でも、
準備してもらえたりします。
そのような状態は、
もはや「自分でお金を支払って、
それらを手に入れているのと同じ」
ようなものだったりします。
知識は、頭の中から無限に、
湧き出させることができるものなので、
ナレッジカレンシーを持っていれば、
頭の中から無限にお金を
発生させ続けているようなもの。
だったりします。
このように今までのお金とは、
別の形のお金に変わるものを、
「ニューカレンシー」と呼んだりします。
(ビットコインもニューカレンシーです)
今後、法定通貨への信用が揺らげば、
このようなナレッジカレンシーなどの、
ニューカレンシーに対する価値が、
上がっていくことでしょう。
(ちなみにビットコインなどは、
発行枚数が限られているので、
無限に湧き出させることは難しいですが、
ナレッジカレンシーは、
頭の中の知識の組み合わせ次第で、
無限に生産することができます。
なのでナレッジカレンシーの視点を、
完全にマスターしていけば、
それは通貨発行権利を自分が所有
するようなものだったりします。)
最後に
本物の資産の中に
「人間関係」とありますが、
実は私も昔はこの部分が
苦手な傾向がありました。
「何でも一人でやってみせるぜ」
みたいな勢いのガキだったのですが、
まあ、それである程度の部分までは
いけたりもしていたのですが、
ただ途中から
「1人でやるのは時間の無駄。
周りの力を借りたほうが良い。」
という結論に至りました。
やっぱり自分よりも何かの物事を、
先に追求していた人たちが、
世の中にはいるわけで、
その人たちの力を借りたほうが、
素早く良い情報やノウハウを
手に入れることができたりします。
それに気がついてからは、
苦手だった人間関係作りも、
ちゃんとやるようになりました。
そうやって人間関係作りを、
さらに大切にするようにしてから、
人生で体験するラッキーの回数が
増えていったようにも感じます。
コンサートのVIP席に呼ばれたり、
会員制のショーに招待されたり、
情報やノウハウを教えてもらえたり。
そういう体験が、
人間関係を意識してから
増えた気がしています。
結局、自分の頭を磨く情報や知識も、
誰かから流れてくるものなので、
良い人間関係を作っていくと、
得するものだなと思いました。
そして良い人間関係を作るために、
最低限のマナーを意識したり、
そういう部分にも変化が起きていって、
結果として人生全体で得した気がします。
なので、もしもあなたが、
先ほどの4つの資産。
「知識、スキル、健康、人間関係」
これらの中で苦手な部分があっても、
それも「挑戦として」磨いてみるのが
おすすめだったりします。
意外と、
自分が苦手に思っていたことが、
今の自分の成長に最も大切な部分
だったりもします。
ちなみに最近思うのは、
こうやって話していた時間や、
今の読者さんたちとの関係が、
10年後まで残っていたら
面白いなあ。ということです。
(人間関係が残っているのも、
それは嬉しいことですし、
また自分の記憶として、この時間が
思い出されるのも楽しいことです。)
「10年前にこんな話を
していましたね。」
なんて講義で話せていたら、
それは私の人生としては、
良い思い出の1つだなあ。
と思ったりもします。
まあまあ、そんな綺麗事のような話は
いいとして、そんなことを思う時も、
私の心の中にはある。という話でした。
最後はちょいしんみり?だったかもですが、
今回の講義も、快適に人生を生きるために、
とても大切なことだったりしますので、
有効活用してみてください。
らいおんさん
追伸
「経済」という言葉は、元々は
「経世済民(けいせいさいみん)」
というものですが、
今の日本を見ていると、
あまり経世済民しているようには
見えなかったりします。
もはや、
「自分の人生は、自分で守ってね」
とスタンスにも見えてきます。
それはおかしなことなのですが、
個人も知識を身につけていかないと、
苦しむ時代に入りかけているようです。
